・旅行記トップ ・日程 ・マドリッド ・トレド ・コルドバ ・グラナダ
・エステポナ ・タリファ&カディス ・バルセロナ ・バルセロナ2
・レンタカー情報 ・リンク





カディス




2005/10/16(



エステポナからタリファへ

スペインの地図が開きます

今日の予定はエステポナ(Estepona)→アルヘシラス(Algeciras)→スペイン最南端タリファ(Tarifa)→カディス(Cadiz)です。

11時頃出発。標識を見ながらアルヘシラスの方に進んでいったら、しっかり道を間違えてしまいました。アルヘシラスのそばを迂回してタリファに進まなくてはいけなかったらしいのに、アルヘシラスの中心部にきてしまったみたい。とりあえずそのまま進んで行くと周りは大きな貨物車っぽい車が増えフェリー乗り場のゲートに到着しました。女性係官が「フェリーに乗るの?」って聞いてきたので(多分そう言ったんだと思う)「違う」と言うと、もーって顔してゲートを通してくれました。で、その場でUターンして戻りました。

昨日、道を間違えたときはちょっとアタフタしましたが、2度目ともなると冷静。来た道をかなり戻り、間違ったと思われる分岐点で、今度はカディス方面に進むと無事、案内板にタリファの文字が見えてきました。
風車

風がとても強いので国道を走っていると、何百という数の風力発電の風車を見ることができます。

アルヘシラスやタリファの近くまで来ると、アフリカが近いのでたくさんフェリーが出ています。。アルヘシラスからアフリカのセウタまではフェリーで1時間半、20kmの距離です。晴れていればアフリカ大陸が見える距離です。
フェリー アフリカへの日帰りツアーもたくさんあるようで「タンジェータリファ ○○ユーロ」っていうような看板を多く見かけました。

私達もアフリカ日帰りツアーに参加することを検討しましたが、日程的に難しいということと、アフリカへのフェリーはほんのちょっとの雨などで、突然2,3日欠航することがあるらしいので、あきらめました。



タリファ

タリファ 海岸沿いのグネグネとした道を進むと、スペイン最南端の街、タリファに到着です。

タリファはとっても小さな街ですが、意外に観光客らしき人たちが多かったです。

タリファ タリファ
風が強くて波が荒いのでウィンドサーフィンを楽しみに来ている人たちがたくさんいました。

タリファ

街の中を抜けて海の方へ行くと岬があり車で先端まで行って見ました。この写真、うまく写せていませんが、道の両側は海です。
左側には MAR MEDITERRÁNEO(地中海)
右側には OCÉANO ATLÁNTICO(大西洋)がひろがっています。
アフリカ大陸も見えます。感動



地中海 大西洋



タリファの怪しい車

この岬の先端で怪しい車を見ました。両親、男の子(10歳くらい?)の3人連れです。岬に車を停車させているのですが、父親はかんかん照りの中、ず〜っとワイパーを取り替えている。母親は車の中でひたすら新聞を読んでいる。そして男の子は車の中でじーっとしているのです。
なぜ、わざわざ岬まできて、快晴の中でワイパーを取り替えて、そして男の子は外で遊んでいないのか?

この岬の突端はとても狭くて、車は2,3台しかとめる事ができません。岬から帰るときは、何回も車をきりかえして帰る方向に車を向けなければならないぐらいの狭さです。

これは車上荒らしだ、家族連れなのは油断させるためで、無人になったスキにタイヤをパンクさせる気だな(スペインの車上荒らしの手口です。詳しいことはレンタカー情報で)と思ったのでどちらかが車の側に常にいるようにしました。30分くらいたって岬から帰るときも、まだ怪しい家族連れは岬で車をいじっていました。

その他にも気をつけていると、こちらを狙っている車は何台かいました。

例えば、ちょっとガイドがみたくて道のはじに車をとめると、ワンボックスが近くにとまり、そして、誰もおりてこないのです。10分くらいして私達の車が発進すると、ワンボックスも動き出します。
多分、今タリファで日本人は私達だけなのでしょう。いいカモです。スーツケースをのせている今は絶対、車を無人にできませんでした。
ただ他のヨーロッパから来たと思われる観光客達は、車の中に荷物を残して平気で観光に行っていました。日本人じゃないとそんなに狙われないのかな〜。それとも無用心なだけ?



カディス

あやしい車はいたものの、結構タリファを楽しんで、カディスへ向かいました。

カディス地図 カディスは紀元前11〜10世紀に作られた要塞・港湾都市です。人口は16万人くらい。
半島のほぼすべてが、海に囲まれています。
カディスの街に入るルートはとても特徴があります。街が細い岬の突端に位置する故、両側を海に囲まれた橋のような幹線道路を通って街に入ります。

コロンブスが新大陸発見の航海に乗り出した記念すべき港街でもあるそうです。

街は新市内と旧市街に大別されています。私達の泊まったPuertatierraは新市街のメインストリートに面した所にありました。車をホテルの人に預けて(裏の駐車場に停めにいってくれます。)チェックインしました。

ホテルのレセプションで、フラメンコショーの予約をお願いしましたが、電話してもらっても日曜日なのでどこもお休み!そうだ、ヨーロッパって日曜日は要注意なんだっけ・・・

気を取り直して旧市街へと向かいました。
カディス カディス
旧市街への門&城壁(Murallas de Cadiz)
カディス カディス
タビラの塔からの眺め 反対側の眺め
カディス タビラの塔からカディスの旧市街が一望できます。ここはエレベーターはありません。
3.5ユーロでした。

日曜日のせいでしょうが、とにかく閑散としていました。お土産やも市場もスーパーも全部閉まっています。開いているのは駄菓子屋くらいです。水が欲しくてウロウロ・・
そしてカディスは暑い!西日がギラギラしています。(日本に帰ってから知ったのですが、カディスは1年のうち300日以上晴れの街らしいです)アイス食べてしのぎました。

カディス カディス
アラビアンナイト? ホテルの近くの雑貨屋で水を補給しました。ホテルの裏は海岸通りになっていて、旧市街を眺めることができます。建物の屋根が丸いところがアラビアンナイトを連想させました。(画像の上にマウスを乗せると丸い屋根の部分をアップで見ることができます。)

海岸通りで海に夕日が沈む所をぼーっと見ていました。

カディス そのまま近くのレストランへ。カディスの名物はアサリのワイン蒸しです。とてもおいしかったです。写真は・・・撮り忘れました。
この料理はオリーブオイルで海老を煮込んで塩・こしょう・とうがらし?で味をつけています。これもとってもおいしかったです


カディス

近くのバールで(Bar)ビールを飲んで部屋に戻りました。




2005/10/18(月)



カルモナ


カディス おきて見ると外はどしゃぶりでした。
ホテルの近くのスーパーに行って買い物をして戻ってきても全然止む気配なしです。
大雨の中、ホテルの人に傘を借りて、カディス観光に出かける人を尻目に出発しました。

両側を海に挟まれたカディスに通じる道路も霧にかすんでいます。

今日は、カディス(Cadiz)→セビーリャ観光(Sevilla)→セビーリャ空港→バルセロナ(Barcelona)の予定でしたが、治安上、車に荷物をおいてうろうろできない事がタリファでわかったので、セビーリャ観光はあきらめることにしました。
地図とにらめっこして、セビーリャの右隣にある街、カルモナ(Carmona)に行ってみることにしました。

カルモナはこじんまりとして良さそうな感じの街でした。新市街と旧市街に分かれていて、旧市街の奥にはパラドールがあるようです。

カルモナ カルモナ
カルモナ カルモナ
大雨すぎてあまりじっくり見ることはできませんでした。

バルセロナ行きの飛行機にのるために早めにセビーリャ空港に向かうことにしました。

セビーリャ空港の付近にはガソリンスタンドはなかったので一番近くのスタンドを探してガソリンを満タンにしてからレンタカーをかえしました。セビーリャ空港に行くと、レンタカー降り口の案内板が目立つ所にあるので、間違うことはありません。後は、レンタカーの駐車場に行って、Hertzの係りの人を探して、車体のチェックをしてもらうだけです。特に傷もなく追徴金は取られませんでした。

さて、今回の旅でセビーリャからバルセロナ、バルセロナからマドリッドの移動は、飛行機にしました。 AirEuropa, Spanair, Iberia の3社を比較して、今回はSpanairにしました。
運行状況等は特に問題もなく安心して乗ることができましたが、椅子のすわり心地は私にとって最悪でした。Spanairの椅子は頭があたる部分がやたらとでっぱっていて身長153cmの小柄な私にとってとってもおさまりが悪い。2回乗って2回とも酔ってしまいました。相方は177cmあるので特に不都合は感じられなかったようです。小柄な方はSpanair要注意かも・・・



バルセロナ


バルセロナからタクシーにのってホテルへ。ホテルBalmoral はディアゴナル(Diagonal)大通り沿いにあり、カザ・ミラ(Casa Milá)の近くにありました。 もう、10時過ぎでレストランを探しに行くのが面倒で、ガイドにのっている所に行ってみました。た、高い・・・パスタ一皿2000円しました。

バール

そこはさっさと引き上げてホテル近くのバールでタパス(おつまみ)と一緒にビールを飲んでホテルに帰りました。


prev next

旅行記Top ホーム

Copyright(C) Safar Firdaus
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送